中医学を学ぶなら漢字から


中医学を学ぶなら漢字から


北習志野 オイル整体専門店

アロマサロンカモミールの空志南です。

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 私達がいる社会には情報が氾濫するほど多くて、中医学を学ぶ時、基礎から体系的に学ばないと、途中で他の情報に邪魔されてわけが分からなくなることが多いです。そうなったら、不必要な情報を回避するように、漢字の意味を追求して、問題の根本を見つけられます。

 

 例えば、コブラ返り、医学用語で腓腹筋痙攣、有痛性筋痙攣といいます。中医学ならまず漢字から理解する。筋痙攣なら筋に問題があって、筋の問題を解決する薬を思い出す、その時、自然に筋の文字が付いている生薬伸筋草のこと思い出すはず。それから、なぜ筋痙攣になるのかと考えれば、体内に湿気が多くて、陽気不足は根本的な原因です。(根拠は『黄帝内経』病机十九条に諸痉項强,皆属于湿。それから阳气者,精則養神,柔則養筋。)

 

 ということで、伸筋草だけだと物足りない、陽気を補うために、淫羊霍(インヨウカク)と一緒に使います。

 

 実際の症例ですが、ある60代のお爺さんはいつも痙攣に悩まされまして、たくさんのカルシウム錠剤を飲んでも改善されなかったので、中医学の先生から淫羊霍50g、伸筋草20gの処方を貰って、煎じて2日間飲んだら症状は改善されました。

 伸筋草に付いて、こんな記録もあります。《岭南采薬录》記載:“風痹筋骨不舒,寛筋藤(伸筋草),每用三钱至一两,煎服”。

 

 ということで、中医学を学ぶなら外来語のカタカナを学ぶと根本的な概念が見えなくなり、混乱しやすいので、漢字の意味を理解するところから漢字で中医学を学んだ方がいいと思います。

 

 

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