いびきの話③  いびきの原因


③  いびきの原因


北習志野 オイル整体専門店

アロマサロンカモミールの空志南です。

 

 今日は中医学の目線からいびきの原因を解説します。いびきをかく原因は主に二つがあります。一つは冷え、もう一つは五臓六腑の脾に関連します。

 

 五臓六腑の肺は呼吸に関わり、そして全身の気を主るとても繊細な臓器です。冷たい空気は気道から侵入すると直に肺にダメージを与えてしまう。冷えている環境で肺の宣発と粛降作業は上手くできなくなります。それから中医学により、人間は三魂と七魄があります。魂は五臓の肝に宿り、魄は肺に宿ります。そして人間は寝ている時でも、魄は働き続けています。肺の周り冷えていると、七魄の中に呼吸を主る魄は上手く働くことができなくなるので、いびきを起こしてしまう。例えば雨に降られた時、寒くて風邪を引きそうな時、いびきをかきやすいですね。それから、私たちの背中肩甲骨の近くに肺兪というツボがあります。ここも冷えが身体に侵入するところです。背中を丸出しの洋服を着ると、冷えてしまうので、気を付けましょう。もし風邪になりそうで手元に風邪薬がなかったら、調味料の花椒を10粒位水で茹でて、その花椒水を飲めば冷えも取り除けます。

 

 それから、いびきは五臓の脾にも関わります。飲食物の中で、身体に有益な部分は脾の働きにより、身体の栄養素になります。もし脾が弱くなると、食べた脂質と蛋白質は完全に代謝できず、痰湿になり肺に蓄えてしまう。寝ている時、気道に痰湿のような異物があるといびきをかいてしまう。ということで、いびきを治したいなら食事の管理もしっかりしないといけません。

 

 

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