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 秋と辛い味


秋と辛い味


北習志野 オイル整体専門店

アロマサロンカモミールの空志南です。

 

 秋と辛味

 立秋後の三ヶ月、身体の陽気は少しずつ体表から内側に引き締めて、エネルギーは体内に蓄えるように、開いていた毛穴も閉めるようになっています。
 辛い物は、体内の気を動かし、分散させることに長けています。立秋以降、辛い物を食べ過ぎると、本来内側に収斂している気血は辛い味の影響で外側に分散させてしまうと、身体によくないです。
 もちろん、これは辛い物を食べ過ぎる時の話です、たまに食べるなら気にしなくても構いません。
 特に陰虚で、体内に湿熱(しつねつ)が多い人、例えば口内炎、吹き出物が多い、喉が痛い、目が赤くて腫れやすい、頭痛、便秘、怒りっぽいなどの症状がある人、そして体質が弱くて疲れやすい人に辛い物はお勧めしません
 逆に、体内の寒湿(かんしつ)、所謂寒さ(さむさ)と湿り気(しめりけ)が多い人、例えば、怠い、倦怠感、頭は重たくてスッキリしない、頭の回転が遅い、舌の苔は白くて厚い症状が現れる時、そして冷たい物を食べ過ぎ、冷房はつよすぎで風邪っぽい症状が現れる時辛い物を食べた方がいいです。