· 

「黄帝内経」の薬楽同源 


「黄帝内経」の薬楽同源


北習志野 オイル整体専門店

アロマサロンカモミールの空志南です。

 

 

 中国遠い昔の貴族たちは皆ご自分の楽隊(音楽を演奏する人たち)を持っています。それはただ娯楽のためではなくて、養生のためでした。

 

 宋代の王安石さん(1021年12月19日-1086年5月21日)の『臨川先生文集 礼楽論』の中で、「礼者,天下之中経,楽者,天下之中和,礼楽者,先王所以養人之神,正人気而帰正性也」という文章があります。古人にとって「楽」は「礼」と同じように重要な存在でした。

 

 『左氏春秋』の中でも音楽は薬のように味があり、病気にならず、健康を維持と長生きをさせる効果があると書いています。しかも、『黄帝内経』の中でも「五音療疾」の理論を記しています。音楽を使って五志(喜・怒・憂・思・恐5つの感情活動)を調整することができます。

 

 そして、戦国時代の書籍『礼記・楽記』の中で、「反情」と「比類」二つの方法で音楽療法を行うことを教えました。「反情」とは、現在の感情とまっ反対な雰囲気の音楽を使って、感情を抑制する方法を指します。例えば悲しい曲を聴いて興奮を抑制する。「比類」は今の感情と同じ雰囲気の音楽を使って、感情を宣発する方法です。例えば、悲しくて涙も出られない時、更に悲しい曲を聴いて、泣かせて溜め込んでいたストレスを一気に解消する方法を指します。

 

 従って、音楽は中国の遠い昔からあった養生法の一つでした。繁体字を見ればわかる、「薬」と「楽」の元は同じですね。

 

 今回「天年」セミナー第一部も音楽療法の話題が出てくる。お楽しみにしています。

 

 

関連文章:『黄帝内経』の五音

 

 

  『黄帝内経』読解セミナー「天年」第一部 お申込みを受付中 

 

 

 

 

#オイル整体専門店

#アロマサロンカモミール

#アロマサロン北習志野

#北習志野 オイル整体

#北習志野 オイルマッサージ

#中医学セミナー

#黄帝内経

#筋膜リリース

#筋膜整体

#中医学セミナー

#『黄帝内経』

#「天年」

#中医学基本理論

#『中医基礎理論』

#気・血・津液

#陰陽五行

#経絡

#音楽療法