老鹳草（学名：Geranium wilfordii Maxim.）とリウマチ

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アロマサロンカモミールの空志南です。

 

 

　老鹳草（学名：Geranium wilfordii Maxim.）学名を見れば日本語が分かります。フウロウソウのことです。

 

　中医学で老鹳草（学名：Geranium wilfordii Maxim.）はリウマチの治療薬として長い歴史があります。この植物の薬性を発見した人物は中国で薬王と呼ばれる孫思邈さんでした。

 

　ある日、孫思邈さんと弟子たちは薬草を採る時、脚が痛そうな鳥老鹳(読み方:ロウグアン)はある薬草を食べているシーンを見ました。この行動を数日間続けた後、老鹳さんの脚は完治されたようで、飛び出す時脚はより力強く地面を蹴られる様になりました!

 

　老鹳は魚を餌にする鳥です、湿気が重くて寒い時期ですので、もしかしたら老鹳さんはリウマチになりました。そして老鹳さんは食べられる薬草なら人間も食べられるはず。薬王はそう思って、弟子たちにこの植物をたくさん持ち帰ってもらいました。

 

　この薬草を水で煎じて、リウマチになった村民たちに飲んでもらって、煎じた後、残った植物残骸を湿布にして痛い所に敷きました。数日後、村民たちのリウマチも治りました。

 

　そろそろこの野草を名前をつけないと、薬王孫思邈さんは思いました。老鹳のお陰でこの植物が見つかったので、老鹳草と呼びましょう!この老鹳草は日本語でフウロウソウと呼ばれる植物です。

 

　中国の漢方薬として、果実が付いてるフウロウソウの全草を使います。

 

 

他の参考資料:

 

性味: 味苦、微辛，性平。

帰経: 帰肝、大腸経。

効能: 祛風通絡，活血，清熱利湿。

主治: 風湿痹痛，肌膚麻木，筋骨酸楚，跌打损伤，泄泻，痢疾，疮毒。

 

 

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