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[黄帝内経]の医者と泥棒 2020年05月08日


[黄帝内経]の医者と泥棒2020年05月08日



[黄帝内経]の医者と泥棒

2020年05月08日(金)11:37 AM

 

 法律が不健全な古代には泥棒は全員悪者ではなかったです。金持家からお金を盗んで貧乏人達に配る話をよく聞きます。経済的な視点から言えば、一部の泥棒は社会財産を再分配する役割を分担していました。実は、お医者さんも病気を治す以外、泥棒と同じ役割をしています。しかも堂々に社会財産を再分配していました。

 

 お医者さんは金持人の病気を治したら診療費以外別の謝礼を頂くのは一般的です。貧乏人の患者さんは来たら診療費をお負けしたり、安い料金で高価な薬を販売したりすることもよくありました。しかし、お医者さんは絶対やっちゃいけないのは診療費を取らないとことです。昔は死人のお金を取らない、今と違って、患者さんが死んでも家族の方は治療費を払わないと病院に訴えられるから。

 

 ここまで読んだら皆さんはおかしいと思いませんか、死人は自らお医者さんに見てもらうのは不可能じゃないですか?現代医学は脳死を基準で死亡と判断しますが、古代中医学は心神の有無で死亡を判断します。つまり後どれくらいこの人は他界になるのが分かるわけ。

 

 その心神の話は今度web授業の時話します。とにかくお医者さんは診療費を貰わないと患者さんに死を下すと同じですので、形でも、お医者さんは診療費を取るべきです。