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精油原液の塗布と飲用について


精油原液の塗布と飲用について



北習志野・オイル整体専門店

アロマサロンカモミールの空志南です。

 

精油原液の塗布と飲用について

2018年11月29日(木)12:32 AM

 

最近アロマ愛好者の中、精油原液の塗布と飲用の話題は盛んでいます。

ずっと傍観者として皆さんの意見(Facebook)を伺いましたが、

そろそろアロマの仕事をしている私も自分の考えを述べるべきと思います。

 

             

 

結論から言うと、

アロマインストラクター&セラピストとして

正しい知識を皆さんに伝える義務があるので、

勿論、精油原液の塗布と飲用はしちゃいけません。NO!です。

ただし、精油原液を塗布するかどうか、飲用するかどうかそれはあなたの自由です、

あなたの選択と意志を尊重します。

それから、言わなきゃいけない事ですが、

もしあなたの宣伝及び行為により他人(子供や病人等)に害を与えた場合、

あなたは責任を取らなきゃいけないです。

場合によって(癲癇を起こす、致死等)法的な責任も追及される可能性があります。

 

科学の進化と共にたくさんの代価も払われました。

芳香療法も同じ、今我々当たり前のように薬草エッセンスや精油をつかっていますが、

もしかしたらこれは過去何百年、何千年前、先祖達は命をかけて得った知恵です。

 

私自分自身も納得する結果を見つけるために色々無茶な事をしました。

レモングラス油をそのまま痒み止め薬の代わりに原液塗布したり、

神経中毒の意味を身体で理解するために

ワザとケトン類の高い何種類の精油を香水にして匂いを嗅いだりしました。

そして恐ろしい結果になって

昼間の実験なのに夜中一時になっても頭痛の共に頚椎あたりの筋肉は固まったままでした。

その日時間の経過を見ながら根性強く頑張って身体の変化を記録した事を

何年経っても忘れられません。

ただし、危険を冒してこの何れな行為は全て自己責任だと認識して行いました。

 

例え誰か私と同じ様な事を考え、

命をかけても実験してみたいならアロマセラピストの私は阻止する権利がないです。

ただ実行する前に幾つの事をご了承して欲しいです。

1.自己責任で実験する。

2.日本ではエッセンシャルオイルは雑貨です、そして

  日本には精油生産及び品質管理の監督機関がないようです。

 

此処まで、高山林太郎先生が翻訳した

「女性のためのアロマテラピー」の中にある文章を思い出しました。

「痔に特効のある精油」の一節でサイプレス油の話が出てきた。

「このサイプレス油を使用した座浴は、一日一回ずつ、痔が消えるまで行います。

しかし、サイプレス油を薄めないでそのまま患部につけようなどとはどうか考えないで下さい。

そんな事をすれば、いっそ不快さが増すばかりだからです」(原文引用)

この文章を読むとき私はこっそりで笑いました。

そのいっそ不快さが増すばかりの表現で、きっと誰か経験しましたね。

 

ということで、

アロマテラピーを自己責任で行いましょう!