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アロマの話フェンネル&おっぱい 2016年10月17日


アロマの話フェンネル&おっぱい2016年10月17日



北習志野・オイル整体専門店

アロマサロンカモミールの空志南です。

 

 

フェンネル(Foeniculum vulgare)

 

 始めてフェンネルの花を見たとき思わず「おっぱい」という言葉を言い出しました。別にスケベなことを考えていないけれど、この写真を見れば皆さんもきっと納得します。せり科ウイキョウ属のフェンネルの花は傘の形がしていて、乳房の側面の写真に似ていませんか?そのお陰で、フェンネル油が泌乳量を増加する効果があることを覚えました。フェンネル油はエストロゲンホルモンと似た働きをして、PMS、更年期、少量月経の緩和にも使われます。香辛料系の優等生として、もちろん吐き気、便秘、鼓腸等胃腸にトラブルがある時もフェンネルが使えます。一部のダイエットの達人はフェンネル油の満腹感イメージを利用して食欲をコントロールします。

 

 フェンネルは利尿作用、肝臓・腎臓の強壮作用もありますので、食べ過ぎやアルコールの摂取し過ぎによって生じた毒素を取り除きにも使えます。ミント油と同じ二日酔いにも良さそうです。

 

 フェンネル油にtrans-アネトールを約70~85%含有するので、多量に使うと血圧低下、呼吸困難、神経麻痺状態になる可能性があります。乳幼児、妊婦、授乳中産婦、神経系統の弱い患者、癲癇患者は使用不可。

 

trans-アネトール:女性ホルモンのエストロゲンに似た作用があります。